SUP(サップ)に初めて乗るとき、
多くの人が最初につまずくのが
- どうやって乗るの?
- 立つタイミングがわからない
- すぐ落ちそうで怖い
というポイントです。
でも安心してください。
SUPは 正しい順番と姿勢 を知っていれば、
初心者でも無理なく立てるスポーツです。
この記事では、
SUPの正しい乗り方・立ち方を、超初心者向けにステップ形式で 解説します。
目次
SUPに乗る前の準備(重要)
まずは安全と安定のための準備から。
必須チェック
- ライフジャケットを着用
- リーシュコードを足に装着
- フィンが正しく付いているか確認
- 空気圧は適正(目安15PSI前後)
※ 空気圧が低いと、どんなに頑張っても立ちにくいので、こちらの記事を参考に正しい空気圧にしましょう。
SUPの正しい乗り方(基本ステップ)
STEP1:浅瀬でボードを安定させる
- 水深は ひざ下〜ひざ上くらい
- フィンが底につかない位置まで移動
- ボードは岸と平行に浮かべる
いきなり深い場所で乗らないのがポイント。
STEP2:ひざ立ちでボードに乗る
初心者が最初にやる姿勢は 立つことではなく「ひざ立ち」。
正しいひざ立ち姿勢
- ひざは ボード中央の持ち手(グリップ)付近
- 両手はボードの前方に軽く置く
- 背中は丸めすぎない
ここでボードの揺れに慣れましょう。
STEP3:ひざ立ちで漕いでみる
いきなり立たず、
まずは ひざ立ちのまま漕ぐ のがコツ。
- パドルは体の近くを通す
- 無理に速く漕がない
- まっすぐ進めばOK
この段階で「意外と安定する」と感じる人が多いです。
SUPの正しい立ち方(ここが一番大事)
STEP4:立つ準備をする
立つ前に必ず確認👇
- ボードが安定している
- 風や波が弱い
- パドルを手に持っている
焦って立つと転びやすいです。
STEP5:片足ずつ立つ(ジャンプしない)
正しい立ち方
- ひざ立ちのまま、パドルを前に置く
- 片足ずつ、ひざの位置に足を置く
- 足は 肩幅くらい に開く
- ゆっくり腰を上げる
※ ジャンプして立つのはNG!
STEP6:視線は足元ではなく前を見る
初心者が一番やりがちなミス👇
❌ 足元を見る
⭕ 遠くを見る
視線を上げるだけで、
バランスは驚くほど安定します。
立ったあとの正しい姿勢
- ひざは軽く曲げる
- 背筋は伸ばす
- 肩の力を抜く
- 体重は左右均等
「踏ん張る」のではなく、
ボードに乗っている感覚を意識すると安定します。
❌ 初心者がよくやるNG例
- いきなり立とうとする
- 足をボードの前すぎ・後ろすぎに置く
- パドルを遠くに突きすぎる
- 力任せに漕ぐ
- 風が強い日に練習する
もし不安定になったら、
すぐにひざ立ちに戻ってOK です。
落ちそうになったらどうする?
- 無理に耐えない
- 安全に水へ落ちる
- ボードから離れない
- 再乗艇して再スタート
SUPは「落ちてもやり直せる」スポーツ。
怖がらなくて大丈夫です。
初心者が立ちやすいSUPボードの条件
立ちやすさはボード選びで8割決まります。
- 幅:32〜34インチ
- 厚み:6インチ
- 長さ:10〜11ft
- 浮力:体重+40kgを支えられる余裕
安定性の高いボードほど、
「初めてでも立てた!」という成功体験につながります。
まとめ
SUPは、
正しい順番(ひざ立ち → 立つ)と姿勢 を守れば、
初心者でも無理なく楽しめるスポーツです。
- まずはひざ立ちで慣れる
- 焦らず、ゆっくり立つ
- 視線は前を見る
- 不安定なら戻ってOK
この基本を押さえるだけで、
SUPの怖さは一気になくなります。
ぜひ安全な環境で、
SUPならではの気持ちよさを体験してみてくださいね。
